いつのころからか花粉症という病気が季節のかわりめに出てくるようになってきました。もともとアレルギーで悩んでいなかった人にまで及び、春先などはマスクをしている人を見かけることが普通にさえなってきました。目や鼻の炎症やくしゃみや鼻水を伴うので日常生活もとても大変です。花粉症の発症率も毎年増えて、対策もいろいろあるようですが、どんな予防法が一番効果があるのでしょうか？最近では、薬などもさまざま出ているようですが、車の運転に支障が出ることもありますね。できれば、副作用がなく、症状がよくなるものがいいですね。
花粉症発症のメカニズムって
花粉症は、いったい何が原因で起こるのでしょうか？
直接の原因と言われているのは、もちろん植物の花粉です。その中でも7～8割の人がスギ花粉によるものだそうです。主にスギ、ヒノキ、ハンノキ、ケヤキ、シラカバ、コナラ、ブナオオバヤシャブシ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなどの花粉があります。花粉にプラスして、大気汚染物質やハウスダスト・ダニ・動物なども原因となります。最近は、黄砂も原因の1つです。
人体には体の外から侵入してくる異物に対して、その物質を排除するはたらきがあります。花粉を吸い込むと異物と認識し、これに対抗するためにIgE抗体を作り、からだを守ります。これで花粉症予備群となってしまいます。IgE抗体が肥満細胞に取り付き、IgE抗体付きの肥満細胞に、花粉がくっつくことによって化学伝達物質が放出され、くしゃみや鼻水などの症状が出るのです。
IgE抗体は、原因となる花粉を何度か吸い込んでいくことを繰り返すうちに体内に蓄積されていきます。この蓄積が一定の水準に達したとき、発病するようです。なので、今まで花粉症でなかった人が突然発症してしまうのはこの蓄積量がたまってしまったためです。
エキナセアが花粉症になぜいいの？
花粉症が発症する人と発症しない人では、個人の体質が大きくかかわっていると考えられています。アレルギーは、健康な体を保つために欠かせない「免疫」と体内でのしくみは同じです。化学物質がアレルギー反応を起こさないよう、根本的な体質改善をすることが大切です。
エキナセアには免疫力を高める作用があります。エキナセアは天然のハーブです。副作用など、からだへの負担がありません。免疫力を向上させると同時に体内の毒素を排出したり、血液をきれいにする作用もあります。
免疫力が高まると同じように花粉がからだに入りこみ、くっついてしまってもアレルギーとして反応するのではなく、免疫がやっつけてくれるのです。
花粉症を緩和させるためには、抗ヒスタミン剤などの薬が処方されます。鼻水が止まるけれどもひどい眠気や鼻腔が痛むなどの副作用に悩む人も多くいます。花粉症で一番つらいのが、鼻水やくしゃみ、目の充血などの症状です。
エキナセアは、天然ハーブなのでこうした副作用がないのでからだへの負担もありません。
現代は、ストレスも免疫力を下げる原因といわれています。ストレスをなるべく軽減させる方法を身につけることで花粉症の発症も予防することができます。精神的ストレスに天然ハーブがいいのも有名ですね。
エキナセアを上手にとりいれると、鼻水やくしゃみ、目の充血などの症状が和らぎます。また、ゆっくり時間をかけて免疫力のある体にしたいものです。
どのくらいの時期から飲めばいいの？
アメリカでは昔からエキナセアは、積極的に治療に用いられてきました。第二次大戦後は、ドイツを中心に科学的研究が進められ、その有効性や安全性が証明されています。安全なハーブともいわれています。
免疫系に過度の負荷をかけない8週間の継続服用後に1～2週間の休息期間をおいて服用を再開することが一般的に良いとされています。
風邪やインフルエンザの予防にもいいとされています。とくに風邪の初期症状のときに飲むと効果を発揮します。花粉症の場合、風邪なのか
花粉症なのか分からない場合もあります。
花粉症の時期がそろそろ来ると思われるころから飲み始めることをおすすめします。その結果、今年は前年よりも花粉症が軽く感じたという結果をよく聞きます。また、ローズヒップなどビタミンC入りのハーブティーとの併用もおすすめです。
まとめ
花粉症は、現代病の1つで4～5人に1人が発症する病気です。薬を処方されてもすっきりしなかったり、副作用に悩んだりです。根本的な解決にはならないことが多いですが、エキナセアとうまく付き合うことで免疫力を高められたら、いつの日か花粉症を発症しなくなるかもしれませんね。飲む時期、飲み方を工夫しながら花粉症を撃退できるといいですね。