近年では、女性疾病と呼ばれるものが増えてきて私たち女性は心配でもあります。40歳代の女性の4人に1人は子宮筋腫を持っているともいわれています。このように女性疾病が増えた理由や予防法はどんなものがあるのでしょうか？
できることなら、毎日の生活ですこしずつ予防を取り入れたいものです。チェストツリーというハーブが子宮筋腫に効果があるというのは本当でしょうか？
女性疾病が増えている理由
女性の発育の低年齢化や高齢化出産、またダイオキシンなどの環境ホルモン、無理なダイエットなどが影響して、女性特有の病気や女性に多い病気に罹る女性が増えてきています。特に、女性特有の病気として増えているのはガンです。女性特有のガンには、子宮ガン、卵巣ガン、乳ガンなどが増えてきています。
女性疾病が増えた原因はまだはっきりとはわかっていませんが、高齢出産などのほかに食べものや女性ホルモンが関係しているようです。では、そのなかでも女性ホルモンの影響で成長してしまう子宮筋腫とはどんな病気なのでしょうか？
ストレスの多くなった現代社会では昔よりも女性ホルモンのバランスが崩れてしまい、さまざまな悩みを抱える女性も多いようです。そして、それがもしかしたら女性疾病の原因にもなっているのかもしれません。女性ホルモンを自ら調整できるとしたら防げるものなのでしょうか？
子宮筋腫とはどんな病気？
子宮筋腫は女性の病気の中でも、とくに多い病気といわれています。なんと、40歳代の女性の4人に1人は子宮筋腫をもつといわれているのです。実際には、ごく小さな米粒ぐらいの筋腫まで含めるとほとんどが予備軍なのだそうです。つまり、子宮筋腫をもっていることにほとんどが気づかずにすごしているということなのです。
子宮筋腫は、子宮の筋肉層にできた良性の腫瘍で、平滑筋の細胞が異常に増殖したものです。なぜ、細胞が異常な増殖を始めるのかはよくわかっていません。しかし、初経が始まった後に子宮筋腫ができてくることから、おそらく生まれつきもっている素因にエストロゲンなど女性ホルモンの影響が加わり、子宮筋腫が成長していくのではないかと考えられています。
子宮筋腫にチェストツリーは効果あるの？
何らかの理由で卵胞ホルモン(エストロゲン）が多くなり、黄体ホルモン（プロゲステロン）が不足すると子宮筋腫の増殖が進むといわれています。卵胞ホルモンの量を減らすことを促し、足りない黄体ホルモンを補充すれば子宮筋腫をコントロールできる可能性があります。ただし、大きな筋腫では黄体ホルモンも肥大を促進する場合があります。
子宮筋腫は他に支障がなければ、つうじょう放置しておきます。その背景にあるホルモンバランスの崩れは肥満、むくみ、乳房の繊維増殖症、乳がんなど、子宮や卵巣以外の病気のリスクも高めます。そこで、チェストツリーが活躍してくれるのです。手術するほどでもないけれど気になるというときにホルモンバランスを調整してくれるサプリメントです。プロゲステロン(黄体ホルモン)のレベルを上げ、エストロゲン(卵胞ホルモン)のレベルを抑えてくれることで効果が期待できるのです。
まとめ
子宮筋腫というのは本人が知らないだけで潜在的に持っているかもしれない病気です。なにか異常があってはじめて気づくかもしれません。
そのときにあわてずに済むようにチェストツリーについての知識をもっておくといいですね。
また、女性の場合は毎月ホルモンバランスが変わって体調も変化しています。いつもよりなんだかイライラするとかしんどいと思ったときはくすりではなくチェストツリーで凌いでみるのも1つですね。