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オメガ3脂肪酸サプリの副作用について。過剰摂取による心配は?

最近よく耳にするオメガ3脂肪酸とはどういうものなのでしょうか?油(オイル)というとカラダにたまって太ってしまうとか血液をドロドロにしてしまうというイメージが強いですが、実際にはどんな油なのでしょうか?五大栄養素でも脂肪は必要な栄養素だといわれています。悪いイメージが多い油ですが、オメガ3脂肪酸はどんな種類の油で私たちのカラダにどんな働きをしてくれるのでしょうか?

オメガ3脂肪酸とはどんな油なの?

オメガ3脂肪酸は健康にもっとも必要な栄養成分の1つです。脂肪酸(油)とは飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。不飽和脂肪酸は、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ9系脂肪酸に分類されます。

体内では生成されない成分なのです。北の冷たい海でとれる脂身の多い魚に多く含まれています。油魚のDHA(ドコサエキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)やエゴマ油に含まれるリノレン酸をオメガ3脂肪酸といいます。この脂肪酸は細胞が正しく機能するためには不可欠なものであることがわかってきました。そのほかの食品としては、アマニ油、シソ油、くるみ、緑黄色野菜、豆類から摂取できます。

一方、飽和脂肪酸は乳製品、肉などの動物性脂肪に多く含まれています。これらを取りすぎると肥満や脳梗塞などの疾患を引き起こすリスクが高まってしまいます。ほかにもココナッツ油やヤシ油など熱帯植物の油脂に多く含まれていることが知られています。

私たちが通常イメージしていた油は飽和脂肪酸のことでした。現代人は摂取しすぎている傾向があり、これらのことから生活習慣病などの原因として悪いイメージになっていたのです。

では、オメガ3脂肪酸はどのような効果やまた飽和脂肪酸のような副作用はあるのでしょうか?

オメガ3脂肪酸はどんな働きがあるの?

オメガ3脂肪酸の働きとはどんなものがあるのでしょうか?

・コレステロールを下げる(LDLコレステロールを下げる)

・中性脂肪を下げる

・動脈硬化・心筋梗塞予防

・高血圧予防

・脂肪肝(肝臓の病気)予防

・脂質異常症(高脂血症)予防

・加齢黄斑変性予防

・ダイエット

・メタボリックの予防

・認知症の予防

・アレルギーの予防

・脳の活性化

など。あらゆる現代病の予防と密接な関係なのです。また、女性にとっては美容にも欠かせない効果があります。ダイエットはもちろんのこと、便秘解消から美肌にしてくれたり、免疫力をアップして若々しさも保たれます。アンチエイジングや冷え性予防にもいいです。

いいことだらけですが、実際にそうなのでしょうか?

過剰摂取による副作用はあるの?

さまざまなオメガ3脂肪酸の効果を知ってしまうとたくさん摂取したい!と思いがちですね。たくさん摂取すればそれだけ多くの恩恵を得られるのでしょうか?副作用はないのでしょうか?

血圧の高い人が、オメガ3脂肪酸を摂取することによって、血圧が下がったという効果も出ています。そうすると、血圧降圧剤を服用している人ならたくさんサプリメントで補いたいと思うものです。ところが、必ずしも量を摂ればよいというものではないのです。大量に摂ってしまうと出血や血糖値への影響、血圧低下などの副作用の可能性があることに留意が必要です。魚アレルギーの人は、サプリメントであってもなんらかの反応を起こす場合があります。

また、オメガ3脂肪酸は血液をサラサラにしてくれる成分といわれています。ドロドロになりがちな現代食では補いたい成分です。ところが、過剰に摂りすぎてサラサラになりすぎても弊害が起こるのです。貧血など健康を害してしまうおそれもあります。
 
オメガ3脂肪酸は、食品からも摂れますが、あぶらですのですぐに酸化してしまう怖れがあります。食品から摂る場合は、新鮮なものから摂られることをおすすめします。また、サプリメントを活用して足りないものをしっかり補うことがいいですね。

まとめ

脂肪=油は摂取しすぎると病気になってしまうと考えてしまいます。それは、飽和脂肪酸と呼ばれるもので乳製品や肉などに多く含まれているものでした。飽和脂肪酸は過剰摂取が心配されるあぶらです。なるべく摂らないように心がけましょう。

いっぽう、不飽和脂肪酸と呼ばれるオメガ3系の脂肪酸はサプリメントで補いながら摂取してくことが生活習慣病などの予防にもつながることがわかりました。食事からの摂取だけでは難しいのでサプリメントを上手に活用することがおすすめです。

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