ルテインが目にいいサプリであることがわかってきました。
ルテインはこのほかにどんな効果があるのでしょうか?
子宮筋腫などの女性疾病にも効果があるのではないか?ということを
聞きますが、これははたしてどうなのでしょうか?
ルテインと子宮筋腫などの女性疾病に関してまとめてみました。
子宮とルテインの関係
ルテインは、ほうれん草やブロッコリー、かぼちゃなどの緑黄色野菜やとうもろこしに含まれる
カロテノイドという色素の一種です。カロテノイドは動植物に幅広く存在し、
その数は600種類以上と言われます。食品中に含まれるカロテノイドは40~50種類もあります。
また、ルテインはからだの中で存在しています。主に眼、皮膚、乳房組織、母乳、子宮頚部、
脳に蓄積されています。
そのため、ルテインを摂取すれば子宮にルテインが滞在し、生理痛や子宮筋腫、子宮内膜症のリスクを軽減する
効果があるといわれています。
子宮筋腫や内膜症にも効果あり?
ルテインは、目によいサプリメントだと思われていますが、子宮などの女性特有の病気にも
効果があるとされています。
強い抗酸化作用を持っているので紫外線の光老化から肌を守る効果があります。
最近ではがんリスクの軽減にも有効であるという研究結果が発表されています。
人間の体内のルテインは、妊娠期間や授乳期間にとくに増加することが判明しているのです。
へその緒に含まれる血液や母乳にも含まれていることがわかり、胎児や乳児の発育にも関わりが
あることが解明されてきました。
このことから、子宮筋腫や子宮内膜症、乳がん、肺、大腸、子宮がんにも効果があると研究結果がでています。
もともと人間の体に多く含まれるルテインですが、体内で生成されるルテインは加齢とともに減少してきます。
40代から大幅に減少しはじめますので食事やサプリメントで補うことが大切になってきますね。
子宮筋腫に過剰摂取は大丈夫?
1日あたり6mgの摂取量が望ましいとしています。
アメリカ農務省では1日4mgから7mgをルテインの推奨摂取量としています。
目にもよくて女性疾病の予防にもつながるといわれているルテインなので
できるだけたくさん摂って予防をしたいと思うものですが、過剰摂取は大丈夫なのでしょうか?
ルテインには、天然ルテインと合成ルテインがあります。
天然ルテインであれば問題はありません。石油を原料とした合成ルテインについては、
摂取すると目のかゆみや腫れ、咳、喘息、胸焼けなどの副作用が起こる可能性があるとされています。
このほかにもタバコやアルコールとの摂取で副作用の発生確率が高くなり、発ガン、胸やけ、
嘔吐などの症状が出るとも報告されています。
女性ホルモンの分泌を促すようなサプリメントではないので子宮筋腫に対する副作用は報告されていません。
どちらにしても過剰摂取は控えて摂取量は守るようにしましょう。
まとめ
目に良いといわれるルテインは、からだの中に存在する成分です。皮膚、乳房組織、母乳、子宮頚部などに
存在するため補ってあげることで女性特有の疾病の予防につながることがわかりました。
とくに急減してしまう40代ころからは意識的に外部から補うよう気をつかうことで
子宮筋腫や内膜症、乳がんなどのリスクを減らす予防ができるかもしれませんね。
また、過剰摂取をすることや喫煙などをしながらの服用は避けることが望ましいです。
しっかり天然のルテインを選んで補うことが大切ですね。