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糖尿病を予防しよう!食物繊維と血糖値の関係について

以前からよく聞く糖尿病は、現代も増え続けている病気です。加齢のほかに生活習慣が誘因となって発症するものなので「生活習慣病」の1つでもあります。肥満や運動不足やストレスなども原因と考えられます。日本人は遺伝的にインスリン分泌が弱い人が多く発症しやすいともいわれています。

おどろくことに、更年期の女性は発症リスクが高いといわれています。それはどんな理由からなのでしょうか?糖尿病を予防するために食物繊維が役立つといわれています。食物繊維を摂ることであらかじめにできる予防策についてまとめてみました。

糖尿病とはどんな病気?

国民の5人に1人以上が予備軍と言われている糖尿病です。

インスリンは、すい臓で作り出され血糖値を保ちます。糖尿病は、その作用が働かなくなりブドウ糖が有効に使われず血糖値が高くなっている状態のことです。放置すると全身にさまざまな影響が出てきます。

糖尿病は、1型と2型にわかれます。

発症してしまったら完治はしないものの、血糖値を正常レベルに保つことでコントロールが可能です。そのためには食事療法、運動療法が必要といわれています。しかし、怖いのは合併症を引き起こし、失明や脳梗塞などの重い病気を併発してしまうことです。

女性と糖尿病の関係

このような怖い糖尿病が閉経後に発症するリスクが高まるのはなぜなのでしょうか?

女性ホルモンの1つであるエストロゲンは、女性特有の体つきをもたらすだけでなく、骨や血管、代謝などに対するさまざまな作用があります。そのため、エストロゲンが減少する更年期以降にはその作用も失われるため、病気の発症リスクが高くなります。

例えば、骨はエストロゲンが減ってくると骨を破壊する「破骨細胞」が活性化し骨粗しょう症の発症リスクが高くなります。

このほかに血管の細胞を保護する作用やコレステロールを低下させる作用、動脈硬化の進行を抑えるなどさまざまな作用がエストロゲンにはあるのです。これとともにエストロゲンとインスリンには関係があり、エストロゲンが減少するとインスリン感受性が低下してしまいます。
インスリンが十分な効果を発揮していない状態になってしまうということなのです。厚生労働省の「国民栄養・健康調査」では、女性の脂質異常症、高血圧、糖尿病、肥満は40歳頃から急激に増えています。このことが更年期世代に糖尿病リスクが高まる理由といえるでしょう。

では、これらの予防に食物繊維が活躍する理由とはどういったものなのでしょうか?

血糖値と食物繊維の関係

食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。水溶性食物繊維を食事の前に摂ると、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

食物繊維は人の消化酵素では消化されにくい成分です。消化が遅いため、食後の血糖値の上昇を緩やかにしたり、腹持ちを良くしてくれるので肥満の予防にも効果があります。
 
血糖値は急に上がってしまうとインスリンが大量に分泌されます。これは血糖値を下げるように調節に働くからです。インスリンには、使いきれなかった糖を脂肪に変えて蓄える働きがあるため、大量に分泌されると太りやすくなってしまったり、糖尿病になってしまうのです。

まとめ

このように血糖値と食物繊維はとても関係が深いことがわかりました。高血圧、糖尿病、肥満を予防するためにも食物繊維が必要です。
水溶性繊維は、根菜類(玉ねぎ、ゴボウ、ニンジンなど イモ類以外)、きのこ類、海藻類(ひじき、ワカメなど)、ネバネバした食品(納豆、オクラなど)こういった食材には水溶性食物繊維が多く含まれています。

食事にこういった食材を増やすことがおすすめです。また、白米を五穀米や麦を加えると手軽です。食事だけでは摂れない場合は、サプリメントで調整するといいですね。

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