目的別で選ぶサプリメント

アンチエイジングサプリの選び方&成分のポイント

少しでも老化を遅らせたい!年をとるのは仕方がないけど、少しでも若くみられたいというのが女性の願いではないでしょうか?老化のメカニズムは、完全に解明されていませんが、日々アンチエイジングに良さそうなものが開発され、発売されています。そして、それらの商品は活性酸素にうち勝つものが多いようです。

ここでは、老化にうち勝つためには何が原因で老化していくのか?老化を食い止める方法をまとめてみました。

老化のメカニズム

永遠の悩みですが、人はなぜ年を取るのでしょうか?少しでも遅らせる方法はあるのでしょうか?

老化メカニズムの遺伝学的研究では、線虫やショウジョウバエを対象としたものが中心のようです。長命変異株や短命変異株の解析から、やはり代謝活動や活性酸素がキーポイントになっていることが示唆されています。

環境汚染、ストレス、疲労、喫煙、飲酒などで活性酸素が蓄積されることによって老化が加速されていくようです。たとえば、ショウジョウバエや線虫を用いた実験では、SODとカタラーゼの過剰発現によって限界寿命が延長されます。
このほかに、長寿変異株や、長寿系統が選抜されるような人為淘汰や進化的実験においては、一般に環境ストレスに対する耐性が高くなります。広範な動物種においては、カロリー制限が活性酸素障害を低下させるだけではなく、老化を遅延し限界寿命を延長させることが示されています。限界寿命の長い種ほど、ミトコンドリアにおける活性酸素生成は低いことが明らかになっています。

そこで、活性酸素を分散させ、過酸化脂質ができないように体内の酸化を防ぐことが大切だということになります。

では、抗酸化によいこととはどんなことなのでしょうか?

アンチエイジングのためにやるべきこと

抗酸化によいことをすれば、老化を防げるのはわかっても今日からはじめてもすぐに結果は出ません。だからといって、諦めてしまうと今から何十年後には、もっと後悔することになるのかもしれません。”ローマは1日してならず”のように日々の努力が必要なのです。

睡眠や食生活の改善
アンチエイジングに限らず、健康を維持するためには必ずやっておかないと命さえも縮めてしまうことになります。ところが、なかなか毎日となると難しいのかもしれませんね。
なるべく、外食を控えてバランスのよい食生活にしましょう。女性の場合は、ほっと一息したときのおやつの食べすぎも肌にダメージを与えかねません。そんなときは、肌にいいナッツなどを工夫しながら摂るのも大事ですね。
また、深夜まで起きてると次の朝には化粧のノリが・・・ということにも。しっかり睡眠もとっていきましょう。

適度な運動
成人して働きだすと決まった時間に運動をするという機会が少なくなってしまいます。ダイエットのために通いはじめたジムやヨガも仕事を理由にお休みがちでいつの間にかフェイドアウトなんてことになっているかもしれませんね。
カチカチにスケジュールをつめて運動をするのではなくて、駅まで歩いて行くことや階段を利用することを習慣化するだけで適度な運動になるはずなのです。
また、休憩時間にちょこっとストレッチをするだけで血行がよくなり、肌にも影響してきますよ。

スキンケア

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ダイレクトに感じるスキンケアは、年齢がくっきりわかってしまいます。乾燥は、シワの原因にもなります。日ごろの生活のバランスですぐに乾燥してしまう肌には、ビタミン入りのオイルや保湿剤を使うのがいいです。ビタミンEは、若返りのビタミンとも呼ばれています。また、ビタミンC、Eは抗酸化作用がありますので、配合成分をみながらスキンケアに導入していくのがいいですね。

ストレスをためない
メンタル的に疲れていると不思議なことに肌にテキメンに現れてしまいます。人間関係が複雑化する現代社会ですが、しっかりストレス解消をしていきましょう。

アンチエイジングによいサプリメントの選びかたと成分のポイント

実は、外からのケアよりも何より内側からをやらなければならないのは

マルチビタミン

抗酸化作用があるビタミンとしてβカロチン、C、Eです。
骨粗しょう症の予防には、カルシウムが不可欠です。

コラーゲン

良質のたんぱく質の一種、コラーゲンも老化防止に効果を発揮します。コラーゲンは、細胞と細胞をつなぎ固めるもので、骨のもととして骨に弾力性も与えています。加齢とともにコラーゲンは硬化し、不足すると肌のハリがなくなり、血管の弾力性もなくなり、骨も弱くなります。魚貝類などに含まれるゼラチン質です。コラーゲンの体内での生成を高めるには、ビタミンCや鉄と一緒に摂ると効果的です。

亜鉛

ミネラルの亜鉛もクローズアップされています。新しい細胞をつくったり、代謝にかかわる多くの酵素の成分となるほか味覚障害を防ぎ、感染病も予防します。カキやホタテなどの貝類や魚肉に多く含まれます。

ポリフェノール

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抗酸化作用が高い成分です。植物の体内でつくられる物質で、葉、花、実、茎などに多く含まれます。βカロチンを含むカロテノイド類、カテキンやタンニン(緑茶)、アントシアニン(ブルーベリー)、イソフラボン(大豆製品)、フラボノイド(イチョウ葉)、ケルセチン(たまねぎ)などもポリフェノールの仲間です。

コエンザイムQ10

もともと細胞膜にはCOQ10が存在し、細胞を保護する役割を担っています。活性酸素による細胞の酸化を防ぎ、みずみずしい肌に保ってくれます。COQ10は、年齢とともに身体の中で作り出す力が衰えていきます。エイジングケアを目指すならぜひ摂りたい成分です。

αリポ酸

「疲労回復」「運動サポート」「ダイエットサポート」「老化防止(アンチエイジング)」などがαリポ酸の持つ効能・効果です。

オメガ3

オメガ3は、体内で合成することができない必須脂肪酸であり皮膚や粘膜の機能を強くして細胞を正しく機能させる作用があります。
オメガ3脂肪酸は、亜麻仁油やインカインチオイル・青魚(イワシ・サバ等)に多く含まれていますが、現在の日本人の食生活は欧米化している状態で「オメガ3」が圧倒的に不足しています。肌代謝が促進されると、肌の細胞が古いものから新しいものへとスムーズに生まれ変わることが出来るため、肌に滞ってしまった不要な老廃物の排出を促し、肌荒れを改善へ導きます。

また、肌代謝を促進すると美肌に欠かせない保湿成分である「セラミド」も生成されるため、皮膚からの水分蒸発を防ぎ、肌の潤いを保つ効果もあります。

まとめ

アンチエイジングといえば、どうしても外見にこだわってしまうため、外側を中心に変化がわかるようなものに飛びついてしまいます。でも、実際には内側を若返らすことが先決なのです。そのためには、外から塗ったりするよりもサプリメントなどで代謝を早めていくことが必要です。サプリメントを上手に活用しながらアンチエイジングをしていくことが大切ですね。

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