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ヨーグルトに含まれる乳酸菌の種類とそれぞれの効果について

乳酸菌が身体に良いということは最近いろんなところで話題になりますね。でも、乳酸菌ってどんなものなの?と聞かれてきちんと答えられるでしょうか?ヨーグルトに含まれているらしいとか・・・そんな感じですよね?実は、乳酸菌には細菌の一種で350種類ほどもあるといわれています。スーパーでよく見かけるヨーグルトもよく表示をみるとそれぞれ違う成分のようです。

市販されてるヨーグルトの乳酸菌の種類について

今まで何にも気にせず食べていたヨーグルトですが、実は市販のヨーグルトの乳酸菌はそれぞれのヨーグルトによって違っています。
もちろん、どんな効果があるのか?どんな働きがあるのか?も変わってきます。

それらの種類についてまとめてみました。

ガゼリ菌SP株 ・・・「SP株」は雪印メグミルク株式会社が付けた通称。整腸作用のほかに、コレステロールの低下作用、生体内抗酸化作用などの健康効果も研究・発表されています。脂肪減少だけでなく、腸内環境を整えることで美肌や健康づくりにもつながります。

LB81乳酸菌 ・・・便秘改善効果はもちろんですが、皮膚機能が改善され、美肌効果が望めます。整腸作用に伴い、美肌効果が見込めます。

ビフィズス菌BB536 ・・・大腸内のビフィズス菌の割合が増えることで、腸内が酸性に保たれてぜん動運動が活発になり、便秘を改善します。また、悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を正常に保つことで、下痢を改善する整腸作用もあります。

ビフィドバクテリウム、ラクティスBB12 ・・・酸に強いという性質を持っています。耐酸性試験による生存率を見てみると、pH2.5という強い酸性下でも100%近い非常に高い生存率を示しました。整腸効果と免疫力アップ効果を期待できます。

クレモリス菌FC株 ・・・生きて腸まで届くことが明らかにされているプロバイオティクス乳酸菌です。大きな健康効果が期待できるといわれています。排便回数や排便量が増えたことが確認されています。

PA-3株 ・・・プリン体を分解し、吸収してプリン体の増加を抑えます。3つのメカニズムでプリン体に直接作用します。1つめには、プリンヌクレオシドを体内に吸収されにくいプリン塩基に分解します。2つめには、プリンヌクレオチド、プリンヌクレオシド、プリン塩基を菌体内に取り込みます。3つめには、取り込んだプリン体を増殖など自らの栄養源として利用します。

1073R-1乳酸菌 ・・・NK活性増強効果があり、風邪罹患リスクを低減します。NK活性増強効果や風邪症候群への罹患リスク低下効果、さらにはインフルエンザの抑制効果の可能性があります。

ラクトフェリン ・・・ラクトフェリンとは乳汁や唾液、涙などの分泌物に含まれる「糖たんぱく質」です。そして、体内で様々な働きをしてくれる「多機能たんぱく質」の1つ。このラクトフェリンは私たちの目、鼻、口などにも存在しています。病原菌の入り口に多く存在し、抗菌成分としても働いてくれています。

プロバイオティックス乳酸菌 ・・・プロバイオティクスとは、人間の腸内に400〜500種類、約100兆個存在する腸内細菌のうちの善玉菌であり、腸内環境を改善できる生きた微生物のこと。

ビフィズス菌LKM512 ・・・LKM512は1997年に発見されたビフィズス菌で、胃酸の影響を受けずに、生きて腸まで届く生命力の強さに加え、腸に接着し、大腸内で増殖する特長があります。

シロタ株 ・・・ヤクルトの生みの親である医学博士の「代田 稔(しろた みのる)」の想い。生きたまま腸内に到達する乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)の働きで、良い菌を増やし悪い菌を減らして、腸内環境を改善し、おなかの調子を調えます。

 

私たちが日常手にしているヨーグルトにはこれらのいずれかの表示があるかもしれません。今までしっかり表示をみたことがなかったかもしれません。もちろん、乳酸菌はどれも同じだという認識で利用していたかもしれません。次回、機能も意識してみてください。

ほかの食品に含まれる乳酸菌

ヨーグルト以外にも、ほかの食品にも乳酸菌は存在します。漬物には豊富に乳酸菌が含まれています。キムチにも含まれています。チーズに含まれているのはもちろんですが、みそ、しょうゆ、酢などの調味料にも含まれているのです。和食を食べている人は、自然に乳酸菌を食べていることになります。

このほかには、母乳に乳酸菌が含まれています。母乳とミルクを比べた場合に母乳の赤ちゃんにアレルギーが少ない原因がここにあります。
母乳には赤ちゃんの免疫力を高め、病気から身体を守る効果があるからです。母乳の中には腸内細菌が99%善玉菌という報告もあります。

乳酸菌の上手な摂り方と効果について

乳酸菌が良いとわかっていてもヨーグルトが苦手だという人も案外多いのです。ヨーグルトを摂らないと便秘になったり、肌あれを起こしているのかというとそうではありません。

漬物や味噌汁などほかの食品で上手に補うということができます。特に日本人の場合は、和食を食事に多く取り入れることで自然と乳酸菌が摂れていることになります。

日本食にすることで便秘だけでなく、美肌やダイエットにもつながりますし、女性特有の生理不順などの改善や緩和にもなります。

まとめ

日ごろスーパーでなんとなく手にしているヨーグルトですが、それぞれ特徴があります。乳酸菌は腸との深い関係がありますが、どの機能が今の自分のからだには足らないのかなどを考慮しながら摂るのがいいですね。

また、ヨーグルトが苦手でも日本食を心がけることで乳酸菌を自然に摂り入れることができます。サプリメントや乳酸菌食品を食べることで第二の脳と呼ばれる腸の活性化を期待できますね。

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