サプリメントが生活に取り入れられることは珍しくなくなりました。現代社会は、食事だけでは十分な栄養素を摂取することが難しくなっています。ですが、成長盛りの子どもにとっては必要なのか?また、副作用などの心配はないのか?などの疑問が出てきます。これらのことについてまとめています。
子どもにサプリメントは必要なのでしょうか?
大人も子どもも本来は、食生活でバランスのとれたものを摂取するのが一番です。ところが、現代では何かと忙しい生活になってしまい、手軽に取れる加工食品や外食に頼ってしまってます。とくに、最近では塾にかよって家で満足に食事をとっていない子どもも増えています。
栄養はもちろんのこと、ストレス面でも心配になってきますね。
特に、ビタミンやミネラルが不足し、炭水化物や脂質を多く摂りすぎてる子どもを多くみかけます。最近は、子ども用と表示されたサプリメントも販売されていますので医師や薬剤師と相談しながら補給してみてはいかがでしょうか?
子どもに飲ませてもいいサプリメントとは?
本来、一番の成長期である10代は栄養をもっとも必要としますし、食事でしっかり補えると考えられていました。しかし、ジャンクフードやスナック菓子が普及する中で親の目の届かないところで食べてしまっている場合も増えています。
この時期は、筋肉や骨のもととなるカルシウムやマンガン、亜鉛、鉄やプロテインは大切です。食べもので補えていないと感じる場合は、サプリメントで補うのもよさそうです。
背が伸びるサプリメントや頭がよくなるサプリメント
子ども用サプリメントを目にするようになってきました。そこで、背が高くなるサプリメントや頭がよくなるサプリメントと表示されているものに目がいきます。
これらは、実際に効果があるのでしょうか?また、成長期に子どもに飲ませても大丈夫なのでしょうか?
本来は、筋肉、カルシウムなどをしっかり食事で摂れていれば必要のないサプリメントでしょう。遺伝的に補いたいという思いは別として、栄養面で足らない場合に補うものです。
加工食品や外食が多くなりがちな子どもは、成長に必要な成分が摂れていない可能性があります。それがもとで筋肉量に影響があるかもしれません。
また、家庭での食事が減ってしまい、魚料理を食べる機会がないのならば、DHAなどのオメガ3系のサプリメントも必要です。実際、DHAは知能の働きを促進してくれますのであたまがよくなるサプリメントを表示されていたりしますね。賢くしたいからというのではなく、あくまでも栄養補給で摂りましょう。
まとめ
育ち盛りの子どもには十分な栄養をとってたくましく育ってもらいたいものです。ですが、大人同様に忙しくなってしまった子どもたちのからだは偏った栄養素になってきています。サプリメントに頼りすぎるのではなく、日々の食事を見直した上でどうしても足らなくなってしまっている栄養素をサプリメントで補うようにしましょう。