カプサイシンという成分をよく耳にします。女性にうれしい効果が期待できるからでしょう。カプサイシンといえば、唐辛子の辛み成分です。トウガラシからダイエットや脂肪燃焼のイメージがありますね。また、最近では韓流ブームも手伝って、唐辛子を使った料理を食べることでの美容などにも注目が集まっています。
カプサシンのサプリメントはどんなものなのでしょうか?飲みかたや飲むタイミングについて調べてみました。
カプサイシンとはどんなもの?
カプサイシンはトウガラシの辛み成分で10種類以上が確認され、約8割はカプサイシンとヒドロカプサイシンという成分です。
カプサイシンは、消化器の粘膜を刺激し、消化液の分泌を促進し食欲を増進させてくれます。また、腸のぜん動運動を促して、栄養分の吸収も高めてくれます。
トウガラシを食べるとからだが暑くなって汗をかくようになります。これは、カプサイシンの摂取によって体温が上昇し、基礎代謝能力が活発になるからです。また、肝臓や筋肉内のグリコーゲンの分泌がすすんでエネルギーが効率よく燃焼するのでダイエット効果も期待できるのです。
カプサイシンの効果は期待できますが、食べものだけから摂取するのはとても難しいかもしれませんね。サプリメントなどの飲みかたはどのようなものがあるのでしょうか?
カプサイシンの飲みかたについて
食事の中でトウガラシ料理を食べるときとカプサイシンをサプリメントで摂るときはなにか違いがあるのでしょうか?
カプサシンは食品なのでいつ摂ってもいいのですが、刺激の強い成分です。空腹時に摂ると胃腸を傷める恐れがあるため、食後が一番良いでしょう。
カプサイシンを摂って体が温かくなって来たのを感じたときに入浴したり運動すると汗が大量に出る効果が期待できます。発汗作用と脂肪燃焼作用により、エネルギーが消費しているのです。汗で老廃物を体外に排出し、きれいな水を補給するのです。水分が不足すると代謝が悪くなり、老廃物が体内に留まってしまうためむくみの原因となりますから、水分は意識して摂りましょう。
トウガラシを食べていても感じることに刺激が強い成分であるということです。刺激が強いので過剰摂取には注意が必要です。1回の食事で唐辛子を使用する場合は、粉末状で大さじ1/4杯、鷹の爪では1本、豆板醤やコチュジャンを含む唐辛子調味料は小さじ1杯程度が適量の目安とされています。
そのため、胃腸への刺激や腸内環境の乱れが心配になります。カプサイシンの効果を感じたいという場合にはサプリメントで摂取するのがいいかもしれませんね。
カプサイシンの効果
脂溶性なので油やアルコールによく溶けます。がん細胞や腫瘍の成長を抑える効果があるとされています。カプサイシンは体内に入ると脳を刺激し、アドレナリンを活発に分泌します。交感神経を興奮させ、発汗作用を促します。この作用から、寒い時は体を温め、暑い時は汗をかいて体温を下げるという、全く逆の利用法が出来るのです。また、体脂肪を燃焼させることから肥満防止の効果があるとされ、胃腸や育毛にもよいと言われています。
カプサイシンにはダイエット効果や食欲増進いがいにもたくさんの効果が期待できそうですね。
まとめ
女性はダイエットや美肌に効果がありそうなカプサイシンにとても興味があるのではないでしょうか?食品からはなかなかたくさんを摂取することは難しそうです。我慢をしてたくさん摂ると腸内環境や胃腸に負担も出てきそうですね。そのため、無理をせずサプリメントなどでじょうずに摂りいれる工夫をすることが必要かもしれませんね。